真乃流特報

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コロナ禍で明けた2021年

   2021年、新年ご挨拶
       真乃流は元気です!!

 新年おめでとうございます。そして寒中お見舞い申し上げます。
お正月三ガ日は晴天に恵まれましたが、新型コロナの暗雲が心に重くのしかかって、なかなか晴れやかな気分にはなれません。皆様はいかがお過ごしでいらっしゃいますか?

 7日に再度の「緊急事態宣言」が発令され、1月8日から1カ月間、様々な自粛要請が行われています。芸能文化、スポーツ界で新たな感染者が次々に出ています。芸能界では歌舞伎座や宝塚歌劇などが開演時間の繰り下げなど午後8時前の終演に調整されるようになりましたし、午後8時以降の飲食店営業自粛、新年会や名刺交換会など恒例の行事が軒並みに廃止されています。

 現在、東京では連日1千人を超すコロナ感染者が出ていますが、いま私たちが心配しているのは、テレビで報道された暮れの30日のアメ横の買い物ラッシュや、大晦日の渋谷スクランブル交差点の年越し騒ぎのツケ。スクランブル交差点のテレビ映像を見ていると、マスクなしの若者もかなりみられ、しかも大声を発して年越しを楽しんでいました。コロナは感染からほぼ2週間後くらいに発症が出るようですので、今週末辺りにその結果がどう出てくるのか? コロナ感染のAI予測では、今回の緊急事態宣言でも東京では1千人台の感染者がずっと続くという予測が紹介されています。予測が外れるのを心から願っています。昨年4月の緊急事態宣言では、感染者が一気に減った(その油断で第2波が起きました)のですが、今回の宣言効果がどれほど上がるのか心配の種は尽きません。

 真乃流も政府要請に従って1月23日に予定していた「初舞の会」を延期することにしました。やはり多人数の会食は感染の不安があり、舞踊の新年行事として「初舞」は極めて大切なイベントではありますが、真乃繪吏家元の決断で延期が決まりました。ただ、お稽古は12日の本部稽古所からスタートします。お稽古の開始にあたって、家元は「お稽古場はいつものように開いていますが、電車やバスの乗り換えなど人混みが予想され不安がある方は、お稽古はご随意にお考え下さい」として、門下の自主判断にお任せしました。しかし、お弟子さんたちは自粛、自粛の中で、自宅に留まってばかりいてはかえって健康に障害が出かねません。ぜひお稽古に参加させていただきたいと、かなり積極的に稽古開始を待っているようでした。

 コロナ鬱(うつ)というのがあるようです。やはり健康な生活を送るには、程よく体を動かし、ストレスをためないことが重要だと言われています。音楽に合わせて体を思いっきり動かすことでストレスの解消、また若さや健康を維持する。もともと踊りは人間の喜怒哀楽の身体表現から始まったものです。お弟子さんたちはそのことを十分知っていて、お稽古を歓迎しているようです。とにかく元気なお弟子さんたちなのです。
 
 むろん感染防止には万全を期しています。出入りに際しての手指の消毒励行、手に触れる物のアルコール消毒、お稽古場の空気感染対策の殺菌剤は欠かせません。何よりも三密。真乃繪吏家元は年末年始の気のゆるみを自ら戒め、昨年秋のお稽古再開時と同様の緊張感を忘れることなく、初心に帰って稽古の新年スタートに備えています。

舞納め

   2020年の舞納め
     師走の憂鬱

 コロナ禍が恐ろしいことになっています。唯一の期待はアメリカ、イギリス、ロシアでワクチンの接種が始まり、感染の歯止めになるのではないかということですが、日本でワクチン接種が始まるのは来年春くらいとか。勝負の3週間の敗退、GO TOトラベルの停止、お酒を出す店の営業時間短縮、忘年会・新年会の自粛など、コロナ関連の話題が連日報道されていますが、東京のコロナ感染者が800人台まで上昇したり、全く先行きの見えない状況です。

 真乃流では12月19日をもって舞納めを致しました。お稽古再開から稽古所ではアルコール消毒、空間殺菌、三密への対応など十分な配慮を行ってお稽古を続けてきました。舞納めが終わって、とりあえずは稽古所でのコロナ感染の心配はなくなったのですが、来年1月には初稽古、初舞が控えています。「初舞」の行事は日本舞踊系の流派にとって新年の節目になる重要、かつ伝統的な行事とされていて、真乃流でも1月23日に多くの門下が集まる「初舞の会」を予定しているのですが、こういうご時世なので、真乃繪吏家元は「果たしてやれるような状態になっているのか、またやって良いものなのだろうか」と頭を悩ませています。

 コロナが年末年始のそれぞれの自粛効果があがって、感染者がどーんと減っていけば良いのですが、こればかりは予断を許さない状態です。もし、3月のように政府の「緊急事態宣言」が発出されるような事態になれば、初稽古や初舞どころか、お稽古も中断しなければいけない。なんとも先が見えない状態が続いているので、家元の師走の憂鬱は当分つづくのでしょう。

 2020年は本来は東京オリンピック・パラリンピックが開催されて、日本全体が沸き立っていた年になるはずでした。それが」打って変わって世界全体がコロナ禍で深刻な、息の詰まるような寂しい子年になってしまいました。「来年が佳き年になりますよう」という年賀状のご挨拶に、心からの願いを込めて書きたい。が、しかし、その願いもあと半年は棚上げしなければいけないのでしょうか? 来夏の東京オリンピック・パラリンピックは果たして開催できるのでしょうか?

 悩みが尽きない師走。2020年も後10日で終わります。皆様もどうぞコロナ対策、健康には十二分にご留意されますよう。いま一度、コロナ流行が始まった春先のような、緊張感を持って、お互いに過ごしましょう。とはいえ、やはり「来年が佳き年になりますように」という言葉は欠かせません。どうぞ佳いお年をお迎えください!!

創作新舞踊協会

    三度延期!創作新舞踊協会公演


 真乃流の真乃繪吏家元が常任顧問(前副理事長)をつとめる創作新舞踊協会(旧東芝EMI舞踊協会)が12月6日(日)に浅草公会堂で開催を予定していた第30回「百華競演 舞踊の会」が再び延期になりました。当初は5月24日に予定していたのが、9月19日へ延期、さらに12月6日に延期となり、この12月開催もついに延期(開催時期未定)になってしまいました。やはりコロナ感染への危惧から出演流派、出演曲数が大幅に少なくなり、観客対策等も勘案されての決定です。

 真乃流は真乃繪吏家元の「船で帰るあなた」をはじめ門下による「古城」(真乃吏翠)、「のらにゃん風太郎」(真乃吏邦・吏容)、「春夏秋冬屋形船」(真乃吏茜)、「辰巳そだち」(真乃吏聡)、「庄内平野風の中」(真乃吏邦)、「関東春雨傘」(真乃吏聡・吏茜)の7曲で参加を予定していました。家元は「お弟子さんたちは昨年から、また年初から公演を目指してお稽古を頑張ってきたのですが、二度、三度と延び延びになって皆さんガッカリしています。こういうご時世なのでやむを得ない事ですが、残念な思いが強いですね」と話しています。
 真乃流では創作新舞踊協会の前身、東芝舞踊協会「おどり東芝秋の祭典」に昭和56年(1981年)から38年間、毎年欠かさずに出演してきました。お弟子さんたちにとっても新舞踊の殿堂・浅草公会堂で踊るのを毎年楽しみに早くからお稽古を続けていたのですが、2020年は多くの門下がその機会を得られず、皆さん残念がっています。

 本来なら秋の芸術シーズンは創作新舞踊協会公演(浅草公会堂)、地元での国分寺民舞連盟秋季大会、さらに東京新聞主催の名流祭(浅草公会堂)、三多摩総合舞踊発表会と続くのですが、今年は10月14日の名流祭に真乃繪吏家元の「かもめの街」をはじめ門下合わせて3曲を披露するにとどまりました。
 コロナ第一波、緊急事態宣言が発令された時期には真乃流もお稽古を中断していましたが、宣言解消後、「三密」への対応、稽古所への出入りに手指消毒や人手の触れる場所のアルコール殺菌消毒、稽古場の空気殺菌などの対策を行って稽古を再開、現在もそれは続けられています。お弟子さんたちの踊りへの情熱は少しも衰えず、家元も「本当に踊り好きな人たちが集まっていて心強い思いがしています」と語っていますが、不思議なことに(?)こういうコロナのご時世にもかかわらず、最近、新しく真乃流の門を叩く人たちが相次ぎ、家元が驚きと喜びで仲間として迎え入れています。

 コロナ禍で中断していた演劇や舞踊、音楽ライブ、プロ野球などが9月から再開され、10月には劇場によっては客席の半数閉鎖からフルシートで公演を実施するところも出ています。一方では欧米の感染者激増で2021年夏に延期された東京オリンピック・パラリンピック開催への危惧も世上でささやかれる事態になっています。2020年はオリンピック延期に象徴される世界的なコロナ禍で歳月が流れるように過ぎ去り、真乃流も相次ぐ公演延期(中止)で、お弟子さんたちが日頃の成果を披露できるのは来年1月の「初舞の集い」までなくなりました。

 2020年も余すところ2ケ月!もう年賀状の発売が始まっています。コロナの治療薬、ワクチン開発も急速に進んでいます。感染には十分な注意を払い、皆様が楽しい年末を迎えられるよう心から願っています。


名流祭開く

   秋の浅草名物「名流祭」
       真乃繪吏家元が「かもめの街」披露


 10月14日(水)、新舞踊の殿堂・浅草公会堂で東京新聞主催「名流祭」が開かれました。コロナ禍の中での開催でもあり、果たしてどれだけのお客様に来ていただけるか不安もありましたが、開場前から行列が出来るほど予想を上回る新舞踊ファンに伝統の名流祭舞踊を楽しんでいただけたようでした。同公会堂は客席数1080席ですが、客席の前後左右を空ける市松模様の客席構成になっていて、収容人員は約500人という制約の中での開催でしたが、ほとんどのお客様に終演まで見ていただけました。

 真乃流は真乃繪吏家元が「かもめの街」を踊り、門下による「牡丹獅子」「会津そだち」の2曲ともに盛んな拍手に迎えられました。家元は「コロナに加えて、平日の開催という厳しい環境・条件の中で、これだけ多くのお客様にご覧いただけ、本当に嬉しかった。その感謝の気持ちを精一杯込めて踊らせていただきました」と話していました。



s-2020名流祭「牡丹獅子」利用(左)・吏邦B
    真乃吏邦(右)・吏容による「牡丹獅子」

s-2020名流祭「会津そだち」吏聡(前)・吏茜
    真乃吏聡(左)・吏茜が披露した「会津そだち」



       真乃繪吏家元の「かもめの街」4景s-2020名流祭「かもめの街」真乃繪吏家元A

s-2020名流祭「かもめの街」真乃繪吏家元F

s-2020名流祭「かもめの街」真乃繪吏家元D

s-2020名流祭「かもめの街」真乃繪吏家元G


   賑わいを取り戻しつつある浅草寺風景=10月14日正午ごろ撮影
s-202010月14日:浅草寺のにぎわい

名流祭

    いざ名流祭開幕へ
        10月14日(水):淺草公会堂
    真乃流は家元の「かもめの街」、門下が「牡丹獅子」「会津そだち」の3曲を披露

名流祭チラシ
     

 浅草の秋を彩る新舞踊の祭典、東京新聞主催「名流祭」が10月14日(水)午後1時30分(12時30分開場)から浅草公会堂で始まります(終演予定午後4時30分)。真乃流は真乃繪吏家元をはじめ門下たちも参加、3曲を披露します。

 新型コロナウイルスの猛威で新舞踊の公演も大きな大会は軒並み中止に追い込まれ、名流祭も開催が危ぶまれましたが、長い伝統の灯を守ろうと開催が決まったものです。芸能界はコロナ感染への危惧と緊急事態宣言などにより、歌舞伎座は3月から7月までの5カ月間、公演が行われませんでした。5月から3カ月間、予定されていた13代目市川團十郎襲名披露も大幅な延期になっています。

 真乃家元が常任顧問(前副理事長)をつとめる創作新舞踊協会(旧東芝EMI舞踊協会)の公演も当初の浅草公会堂での5月開催が9月に延期、さらに12月6日(日)へと再延期を余儀なくされました。国劇・歌舞伎の殿堂ともいうべき歌舞伎座は8月から4部制で公演を再開、演劇、舞踊、能楽も観客のマスク着用、体温測定など感染予防対策をしっかり取りながら各公演が再開されています。

 東京新聞主催の「名流祭」には真乃流は1996年(平成8年)の第4回公演から一度も欠かすことなく、家元が出演し続けてきました。北陸・金沢で開かれた3度の「北陸名流祭」(北陸中日新聞主催)にも家元・門下が出演してきました。そういった長いご縁で今回も出演を決めたのですが、やはりご時世というのか、今回の「名流祭」はコロナへの不安が先立ち、出演流派はわずか12流派(17曲)と例年の4分の1くらいになっています。加えて例年の日曜日開催と異なって平日(水曜日)開催というのも出演流派激減の原因でしょうか。

 真乃繪吏家元も参加の可否を随分考えたそうですが、「文化芸術は国民の心の糧、なくてはならないものだと思っています。自粛、自粛でコロナうつも聞かれますが、国の規制がほぼなくなった時でもあり、逆にこういうご時世だけに、楽しい踊りを通して、皆さんに元気を取り戻していただきましょう」と参加を決め、家元以外にも、門下と図って門下から2曲出演になりました。

 真乃流の出演は3番目に石垣まさひろ「牡丹獅子」(曲:本條秀太郎)に師範・真乃吏邦、名取指導員・真乃吏容が連れ舞い、6番目が大塚文雄「会津そだち」(作詞:山北由希夫、作曲:弦哲也)を幹部長・師範の真乃吏聡、幹部・師範の真乃吏茜が踊ります。

 真乃繪吏家元は後ろから3曲目、15番でちあきなおみ「かもめの街」(作詞:ちあき哲也、作曲:杉本眞人)を新振付で披露します。夜明けの波止場にほろ酔い加減で訪れた女性が、風に吹かれて舞うかもめの姿に「お前も私も一生波の上だね」自らの境遇をかもめに託して舞います。家元は公演日(14日)の前々日から2日間、浅草のホテルに泊まり、浅草公会堂正面にある真乃流浅草稽古所で連日踊り込んで当日を迎えます。

 いま淺草は自粛解除、「GO TO」キャンペーンもあって週末や日曜日にはようやく仲見世が歩きづらいくらい観光客の人出が戻り始めています。 「真乃流は”心の躍る踊り”を流儀のテーマにしています。浅草公会堂へいらっしゃるお客様は恐らく少ないでしょうが、ふだん以上に心を込めて踊らせていただきます。お出かけ頂ければ幸いに存じます」と話しています。

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Author:manoryu
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