真乃流特報

最新の情報をご覧ください

2023年早春の集い

 真乃流「早春の集い」で新年を寿ぐ
  3月11日:浅草で

 春の訪れとともに、コロナ禍もようやく明るいきざしが見え始めました。3月11日(土)、真乃流では2023年最初のイベント「早春の集い」を浅草稽古所(浅草公会堂正面向かいの喜多八ビル3階)で、第2部として雷門ゲートホテルでの懇親会を開きました。気持ちは晴れやかでしたが、12年前の3月11日、東北地方が大震災にお襲われた日でもあり、それぞれが心の中で、被災者の心情を深くとどめつつ、真乃繪吏家元をはじめ門下一同は日ごろの修業の成果を若干のお客様をお招きして披露いたしました。
 
挨拶に立った家元は、まず昨年8月28日に浅草公会堂で開催した真乃流創流45年記念公演「真乃会」でご支援いただいた方々、そして大奮闘で公演を成功裏に導いた門下一門への心からの感謝を語り、「3年越しのコロナ禍で芸能界は大変な打撃を受け、同様に新舞踊会も真乃流はもとより全ての流派に著しい困難を生じさせました。踊り仲間の皆さんと共に協力し合ってこの難局を乗り切りましょう」、そして「踊る人、見る人 ともに心の躍る踊りが真乃流のモットーです。皆さん、ご一緒に楽しみましょう」とにこやかな表情で話していました。

 第1部の「初舞の部」では序開きに真乃繪吏家元が「奉寿の舞」を踊り、続いて真乃吏聡・吏茜・吏邦・吏翠による長唄小曲「松」、有村裕子「また君に恋してる」、椎葉友香里「富士と鷹」、真乃吏翠「笛の舞」、真乃吏邦「さくら」、真乃吏茜「とげ」、真乃吏聡「春さのさ」を次々に披露、群舞「糸」を吏聡・吏茜・吏邦・吏翠が踊った後、止めのトリに家元が新振付で筝曲の中興の祖、宮城道雄をイメージした氷川きよし歌「群青の弦」で「早春の舞」を舞い収めた。

 第2部は会場をゲートホテルに移して懇親会が開かれたが、雷門や仲見世は外国人観光客の姿が多数見られて、ほぼ以前の賑わいを取り戻した大混雑ぶりが再現されていた。

s序開きに「奉寿の舞」を披露する真乃繪吏家元           真乃繪吏家元による序開き「奉寿の舞」


有村裕子「また君に恋してる」sss「富士と鷹」椎葉友香里決定sss                                  有村裕子「また君に恋してる」(左)と椎葉友香里「富士と鷹」

吏翠「笛の舞」sss  吏邦「さくら」Bsss           
        「笛の舞」真乃吏翠(左)と「春さのさ」真乃吏聡

「糸」決定 吏聡・吏茜・吏邦・吏翠sss
                  「糸」真乃吏聡・吏茜・吏邦・吏翠

「とげ」吏茜sss「春さのさ」決定吏聡sss
          「とげ」真乃吏茜(左)と「春さのさ」真乃吏聡

s「群青の弦」家元
        真乃繪吏家元「群青の弦」



sゲートホテル雷門で懇親会                        
s家元がインタビュー役で     
   雷門ゲートホテルで開かれた第2部懇親会風景

真乃流浅草稽古所=正面ビル3Fsss
  正面のビル(喜多八ビル)3階に真乃流浅草稽古所が



2023年が佳き年に

  2023年始動しました!!
    2023年真乃流行事予定のご報告
  4月16日:国分寺民舞連盟「春季大会」/5月28日:創作新舞踊協会「百華競演 舞踊の会」 



 まもなく待望の春が訪れますね。彼岸桜や早咲きの桜便りが聞かれるようになりました。
2023年の年頭ブログもずいぶん遅いものになってしまいましたが、本年もご愛読いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 3年越しのコロナもどうやら収束(一時的?)に向かいつつあるようで、政府の方針では3月13日(月)からマスクの着用を「本人の判断」任せにするようです。これが明るいニュースなのかどうか?コロナで亡くなる方は数は少なくなりましたがまだ続いているのです。

 遅いお知らせになってしまいましたが、真乃流ではすでに1月7日(土)に浅草教室、10日(火)には国分寺の本部教室の初稽古を終えています。すでに4月16日(日)に国分寺市立本多公民館ホールで開かれる「国分寺民舞連盟春季大会」に向けて真乃繪吏家元以下、出演者たちのお稽古が急ピッチで進められています。5月28日(日)には家元が常任顧問をつとめる創作新舞踊協会の「百華競演 舞踊の会」が浅草公会堂で開催されます。春の舞踊シーズンに入り、けいこ場に活気がみなぎっています。
 大変遅くなってしまいましたが、真乃流の2023年行事予定もほぼ決まりましたので(一部はすでに終えています)、下記にご報告させていただきました。

             【真乃流2023年行事予定】
1月7日(土)   浅草教室初稽古                浅草・喜多八ビル3F・真乃流浅草稽古所
1月10日(火)  真乃流本部教室初稽古            国分寺・本部稽古所
2月5日(日)   国分寺民舞連盟理事会            本多公民館会議室
2月19日(日)  創作新舞踊協会幹事会            市ヶ谷グランドホテル
3月11日(土)  真乃流「早春の集い」              第1部:初舞(浅草稽古所)/第2部:懇親会(雷門ゲートホテル)
4月16日(日)  国分寺民舞連盟「春季大会」          国分寺市立本多公民館ホール
5月28日(日)  創作新舞踊協会「百華競演 舞踊の会」   浅草公会堂
6月4日(日)   国分寺民舞連盟総会              本多公民館ホール
10月14日(土) 東京新聞主催「名流祭」             浅草公会堂
10月15日(日) 国分寺民舞連盟「秋季大会」          西国分寺・いずみホール
11月26日(日) 三多摩総合舞踊発表会             福生市民会館

2022年大晦日

真乃繪吏家元より 年末ご挨拶
  どうぞ来年が佳き年に!

2022年の大晦日になりました。
もう年越しの準備は終えられましたか?
2022年はコロナ禍で皆様もさぞ大変だったとお察しします。
真乃流にとっても、疾風怒濤の1年といいますか、
8月末の真乃流「創流45年記念公演」があって、相変わらずのコロナ禍の中で、
開催できるのかと不安と心配で、公演が無事に終えられたときは、
安堵というより「よくぞ開催できた」と一時は放心状態になるほどでした。


年末ブログ家元


これも私を信頼してついてきてくれたお弟子さんたち、賛助出演のお家元たち、
難しい数々の注文に努力してくださったスタッフ、
そして何よりも感謝しているのは、こういう時期に浅草公会堂まで足をお運びくださったお客様…。
皆様に支えられて、大きな節目である創流45年記念公演「真乃会」を終えることができたのです。
ただただ、お礼の言葉も尽くせない感謝!! 感謝!!!です。


少し良い方向に向かっていたコロナが師走に入って再び猛威を振るっています。
皆様の中には帰省を諦めて自宅で新年をお迎えなさる方も多いことでしょう。
2023年が、皆様にとり、また僭越ですが、真乃流にとっても、明るく爽やかな佳き年になりますよう、
心から願ってやみません。

この1年、ブログのご愛読をありがとうございました!
真乃流は新年7日から始動いたします。

どうぞ佳き年をお迎えくださいますように!

浅草の秋を彩った名流祭

  10月6日 浅草公会堂で「名流祭」開く
 大トリで踊った真乃繪吏家元「さのさ舟~さのさ入り」に大きな拍手

 東京新聞が主催する新舞踊の祭典「名流祭」が10月6日(木)、浅草公会堂で開かれました。同公演のコンセプトは”家元大会”とあって、今回も東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、宮崎県の27流派・会派の家元・会主たちが出演、それぞれ趣向を凝らした34曲の舞踊が披露されました。

 真乃流は真乃繪吏家元が芸者姿の「さのさ舟~さのさ入り」を大トリで踊りました。惚れあった男と口喧嘩してお座敷を飛び出し、大川端(隅田川)で恋のつらさ、男の薄情さを憤り、深川芸者の意地できっぱり縁を切ることを決心するという、真乃繪吏ならではの構成で、木戸を走り出る姿にまず拍手が起こり、巧みな女心の表現にお客様から大きな拍手を頂きました。

 真乃流、真乃繪吏家元にとって、2022年最後の本舞台でしたが「コロナ禍の中で、真乃流の創流45年記念公演を8月末にこの浅草公会堂で大きな成功の中に終え、再び同じ舞台で大トリの大役をなんとか果たせた。ことし1年は本当に大変な年でしたが、収穫の多かったことにあらためてお客様のご支援、スタッフのご協力に心から感謝しています。皆様、本当にありがとうございました」と話していました。

ブログさのさ舟A修正


ブログさのさ舟B

ブログさのさ舟C

第59回国分寺市民文化祭

 10月1日、 国分寺民舞連盟秋季大会が閉幕
    真乃流に称賛の声

第59回国分寺市民文化祭の一環として10月1日(土)西国分寺のいずみホールで「国分寺民舞連盟秋季大会」が開かれました。すでにお知らせした通り、真乃流から真乃繪吏家元の独舞「山河」をはじめ有村裕子「荒城の月」、真乃吏空「祇園宮川先斗町」、真乃吏邦「北のおんな町」、真乃吏聡・吏茜「北岳」の5曲で出演しました。お陰様でいずれも好評を頂きましたが、トリで披露した家元の「山河」は絶賛に近い称賛で迎えられ「さすがは真乃流の家元さんだ。素晴らしかった」と多くの方たちからお褒めの言葉を頂きました。

国分寺市はいま小中学校の運動会シーズンとか。そんな多忙の合間を縫って井澤邦夫市長をはじめ市議会や教育委員会から来賓が訪れ、熱心に踊りを観賞して下さったのです。

この国分寺民舞連盟秋季大会が終わり、次はいよいよ東京新聞主催の「名流祭」が10月6日(木)午後1時から浅草公会堂で開催されます(前売り券3,000円、当日券3,500円)。真乃繪吏家元はトリで「さのさ舟~さのさ入り」を披露します。真乃流にとって2022年の最後の舞踊会になり、創流45年記念公演、国分寺民舞連盟秋季大会を終えたばかりの家元も改めてトリの重責をひしひしと感じているようです。どうぞ応援宜しくお願いします。


  絶賛を浴びた真乃繪吏家元の独舞「山河」
s-★IMG_6291
s-★IMG_6292




s-★IMG_6232s-★IMG_6248
   有村裕子「荒城の月」(左)  真乃吏空「祇園宮川先斗町」

s-★IMG_6275s-★IMG_6279
  真乃吏邦「北のおんな町」(左)   真乃吏聡・吏茜「北岳」

s-★祝辞に駆けつけた井澤邦夫国分寺市長
  祝辞に駆け付けた井澤邦夫国分寺市長








Top|Next »

HOME

manoryu

Author:manoryu
真乃流HPへ

未分類 (173)

この人とブロともになる

QRコード