真乃流特報

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令和元年大晦日

  新御代元年から令和2年へ
     サヨナラ2019年!

2019年、令和元年がまもなく去っていきます。
皆様方にとって今年はどんな年だったのでしょうか?
佳き年になりましたでしょうか?

真乃流は昭和53年(1979年)、浅草に産声を上げ、以来昭和、平成、そして令和の三代の御代に活動してきています。とはいえ2019年はいささか試練、多事多難の年になったような気がします。真乃流だけでなく、新舞踊全体がいま大きな岐路、試練の時期を向かえているように思います。一見隆盛のようにみえていても、新舞踊全体に活気が失われ、次代が見通せない時期に入ってきたように思われるのです。

とはいえ真乃流は、一番元気な真乃繪吏家元をはじめとして春秋の国分寺民舞連盟公演、春の創作新舞踊協会(旧東芝EMI舞踊会)公演、東京新聞主催の名流祭などに、「心の躍る踊り」で真価を発揮してきました。家元の独特の間による流麗、優雅、切れの良い踊りは健在です。

さて令和2年、2020年はご承知のように「東京オリンピック」が昭和39年(1964年)以来56年ぶりに東京で開催されます。にぎやかなオリンピックイヤーになるでしょうね。前回の東京オリンピックの年、真乃繪吏家元は浅草の民謡会館、東洋一といわれ300席もあった「七五三」で舞踊団に民謡を中心に振り付けしていました。家元によると、この七五三舞踊団に民謡以外の「東京五輪音頭」を振り付けして披露したのが、一本立ちの振付師としてのデビューだったとか。まだ真乃流の創流前、花柳流師範・花柳八春時代のことでした。

先の東京お五輪で新しい人生を開拓、しばらく後に創作新舞踊・真乃流を創流したというこうした経緯もあり、真乃繪吏家元は来年の東京五輪、2020年には心機一転、あらためて踊り一筋の道を突き進みたいと堅い決心をしています。
どうぞ今後とも真乃流一門、真乃繪吏に温かいご支援を賜わりますようお願い申し上げますとともに、皆様方のご健勝を心から祈りあげます。この1年、ありがとうございました!

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  真乃流本部忘年会。下段写真右端が真乃繪吏家元=12月15日・がんこ立川屋敷で


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  真乃流北陸支部の舞い納め=12月18日:石川県立邦楽ホール練習室で。このあと金沢茶屋割烹つづみで忘年会開催

東京新聞「名流祭」グラフ

  名流祭を写真グラフで
     真乃繪吏家元の舞台写真を


 すっかり寒くなりました。いまは年末年始と同じ気温とか。インフルエンザも例年より早く流行していますが、皆様はご健勝でしょうか?
 既に側方で掲載済みですが、撮影業者さんの東京新聞主催の第27回「名流祭」の舞台写真がようやく届きました。同様のカットがあったり、いささか気後れしますが、真乃繪吏家元と門下6名(真乃吏聡・吏茜・吏邦・吏空・吏勢旬・吏容)が踊った「じょんから女節」、家元ソロの「もういいの~<残花><水に流して>」の舞台写真を改めてご紹介させていただきました。

   「じょんから女節」より
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  「もういいの~<残花><水に流して>」より
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  「じょんから女節」扮装スチール
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  「もういいの」扮装スチールs-IMG_20191125_0015:補正

令和元年ラスト舞踊会

 国分寺民舞連盟秋季大会に真乃流門下が参加
   10月14日・令和元年最後の舞踊会

 台風一過の10月14日、JR中央線西国分寺駅前の国分寺市立いずみホールで国分寺民舞連盟秋季大会が地元の新舞踊会派が多数参加して賑やかに開かれました。真乃流からは真乃吏翠の「黒田節」、真乃吏邦・吏容による「友禅模様」の2曲で出演、「真乃流さんの踊りはいつもながら良いですね」など好評を頂き、出演者の門下たちも大役を果たした喜びを語り合っていました。
 
 既報のように、前日には東京新聞主催の浅草秋の風物詩「第27回 名流祭」が浅草公会堂で開かれ、真乃繪吏家元をはじめ6人の門下が「じょんから女節」、家元ソロ「もういいの~<残花ー水に流して>」を踊り、真乃流にとって2日続きの舞踊公演でした。このため真乃繪吏家元は国分寺民舞連盟秋季大会には出演せず、裏方に回って衣装の着付けや化粧などをお手伝い。

 それでも客席でこの日の東京新聞朝刊記事に真乃家元の「名流祭」舞台写真が掲載されたこともあって、お客さんや出演者たちから「東京新聞を見ました」「衣裳が素晴らしかったですね」などと声を掛けられ大変な人気者でした。お客さんの中には前日に浅草公会堂に駆けつけて「舞台を見ました。群を抜いて素晴らしかった!」と話してくださった方もいらして家元も驚いていました。
 
 公演の後は恒例の打ち上げ。今回は出演者、家元やお手伝いの門下も加わって珍しいカラオケ打ち上げになり、求められて家元もレパートリーの3曲も歌うことになり、大いに盛り上がりを見せていました。

 初舞の会、国分寺民舞連盟春季大会に始まった2019年の真乃流舞踊スケジュールはこの秋季大会が納めの公演です。平成から令和と年号が変わりましたが、真乃繪吏家元を強力に支えてくれた門下たち、そして温かく見守り応援してくださった多数のお客様のお陰で無事に終えられようとしています。ブログをご愛読いただいた皆様にも熱く御礼を申し上げます。また台風の被害を受けられた方々に一日も早い復興を心より祈念いたしております。
 
 とはいえ一息入れる間もなく、真乃家元は早くも初舞、創作新舞踊協会公演、国分寺民舞連盟春季大会に披露する出演曲の選択、振付にとりかかっています。月日は待ってくれません。2020年はご承知のように8月には東京オリンピックが開催されます。マラソンの札幌開催など慌ただしさから本番に向けての準備がいっそう加速されていくでしょう。


    名流祭記事に真乃繪吏家元の舞台写真「もういいの」掲載=10月14日東京新聞朝刊
s-2019年10月14日:名流祭記事に真乃繪吏家元



  <国分寺民舞連盟秋季大会から>
s-★ 国分寺市立いずみホールA
 会場のいずみホール正面


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 「黒田節」を踊る真乃吏翠


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「友禅模様」を披露した真乃吏邦(左)と真乃吏容


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「お疲れ様!」出演者、真乃繪吏家元(左から2人目)、お手伝いの門下たちで盛り上がったカラオケ打ち上げ

台風一過で名流祭

文字色   台風一過、晴天の名流祭 
       真乃繪吏家元の踊りに拍手と喝采

 10月13日(日)浅草公会堂で秋恒例の東京新聞主催「第27回 名流祭」が行われました。一時は開催が危ぶまれましたが、開演時間を1時間30分遅らせて正午開演として無事に幕が開きました。

 交通アクセスを心配して真乃繪吏家元以下出演する6人のお弟子さんたちもほとんどが前々日から浅草のホテルに連泊するという騒ぎになりました。当日は全員が朝9時に楽屋入り、無事に踊りを披露することが出来ました。全47番のうち1流派の参加が出来なかったことや、会場入りが遅れる流派もあって出演順に少し変化が起きました。それでも九州・宮崎県の芽桜流がようやく終演間際に駆け込み、出演を果たすことが出来るなどスタッフは命が縮む思いがしたようです。残念ながらやはりお客様の入りは例年より大幅に少なかった。とはいえ無事に幕の開いたことは何よりでした。

 台風騒ぎがあったものの、さすがに東京有数の繁華街、浅草の賑わいはふだんとほとんど変わりません。正午前には雷門前や仲見世、浅草六区は外国人観光客を中心に大変な人出になっていました。浅草って外国人の人気ナンバーワンだそうです。日本情緒の残る風情が喜ばれているのです。

 さて真乃流です。開幕からほぼ1時間後、9番目に「じょんから女節」を真乃繪吏家元、真乃吏聡・吏茜・吏邦・吏空・吏勢旬・吏容の7人の出演です。幕が開くと紗幕の向こう側に6人の門下が、花の蕾のように円形にまとまった姿からクルクル舞いながら一列に位置する中、真乃家元がセリから登場、紗幕が上がると同時にそれぞれ扇をバチに模した三味線合奏の踊りでスタート。家元のソロ、2人がらみ、3人がらみ、そして最後は全員が渾身の力を振り絞って三味線合奏の踊りの中で静かに緞帳がおりました。
 真乃繪吏家元のソロは台風の影響で多少の変動はありましたが、予定より1番早い23番目、午後2時30分過ぎに「もういいの~残花・水に流して」を舞い始めました。哀しい別れと執着、悩み、もだえ苦しみの中から、晴明な心で新しい人生を再出発させる女心を表現して、客席から大きな拍手、喝采を浴びていました。

 その夜、真乃流恒例の出演者打ち上げがお手伝いのお弟子さん、ゲストも加わって浅草雷門向かいのゲートホテル13階のレストランで開かれ、無事に開催された喜び、台風の苦難、踊りの反省などを語り合ったのでした。当日の模様の一端を写真でご覧ください。

 いまも台風19号の被災地で辛酸をなめていらっしゃる皆様に心からのエールを送らせていただきます。言葉には言い尽くせませんが、一日も早い復興を衷心からお祈り申し上げます。

<浅草雷門は台風一過、観光客で大にぎわい>
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<仲見世も観光客でいっぱい>s-★DSCN4862


<六区も人の波が>
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<じょんから女節>A「紗幕の向こうに門下が」
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<じょんから女節>Bs-★IMG_4289

<じょんから女節>C
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<じょんから女節>D「真乃繪吏家元」s-★IMG_4307

<じょんから女節>E「三味線合奏で静かに幕」s-★IMG_4296




<もういいの>As-IMG_4322.jpg

<もういいの>B
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<もういいの>Cs-IMG_4330.jpg

<もういいの>Ds-IMG_4335.jpg

<もういいの>Es-IMG_4336a.jpg

<もういいの>F
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<お疲れ様! 打ち上げのホテルで右奥に立つのは真乃繪吏家元>窓の外にスカイツリーがs-★IMG_4350

<ホテルからの夜景、中央上にライトアップした浅草寺>
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台風19号で混乱

台風を乗り越えて
 真乃流は「名流祭」(13日)に出演します

 12日の土曜日は台風19号の進路情報、被害ニュースが次々に報じられています。皆様のご家庭に被害が及ばないことを心から願っています。

 13日(日)には浅草公会堂で恒例の東京新聞主催「名流祭」が予定され、台風襲来でどうなるのかと心配しましたが、開演時間を1時間繰り下げて、正午開演で行われることになりました。「名流祭」は各流派の家元、会主たちを中心に、それぞれ日ごろの成果を披露する、全国的にも大規模な新舞踊の祭典です。真乃流は家元真乃繪吏がこれまで20年以上連続出演していますが、今年は家元と門下6人による長山洋子の歌『じょんから女節』、そして家元のソロで『「もういいの~「残花」~「水に流して」』の2曲で出演します。

 『水に流して』は昨年秋、大竹しのぶさん主演の「ピアフ」を見て感激した家元が、この曲をどうしても舞踊化したいと考え、それにふさわしい曲はないかと探した末に山本譲二さんの「残花」と合わせて構成することで、女性の哀しい別れ、悩みと哀惜を経て、新しい人生を踏み出そうと決意する気持ちを表現したいと振付した作品です。台風の影響が交通機関などに残っているでしょうが、ぜひご覧いただければ幸いです。

 ところがご承知の台風19号の直撃です。真乃繪吏家元や門下の出演者は、出番が早いため化粧や着付けに慌ただしさが予想されると考えて、前日から浅草に泊まって対応する予定でした。とはいえ、もし13日の公演当日に交通アクセス障害で出演が間に合わなくなることも予想され、さらに前日の宿泊さえも電車やバスの運休で浅草にたどり着けないことも考慮、急遽、前々日から浅草に泊まって劇場入りすることにしました。台風のために石川県金沢教室のお弟子さんたちが名流祭を見に来られなくなってしまいました。宿の手配などあれやこれや、中でも、見に来て下さる招待者やお客様に、開演時間の繰り下げで出演時間が繰り下がったことをお知らせしたり、まさに修羅場の慌ただしさでした。

 名流祭当日は、やはり、こんな時ですから、お客様の来場が少ないだろうと、誠に残念な予想をせざるを得ないのですが、無理を重ねてご来場いただいたお客様に「来て良かった」「楽しめた」と思っていただけるよう渾身の思いで踊りを披露しましょうと、全員が気持ちを1つにして取り組む覚悟が見られました。

 真乃流の出番は9番目に「じょんから女節」(家元真乃繪吏・真乃吏聡。真乃吏茜・真乃吏邦・真乃吏空・真乃吏勢旬・真乃吏容)。正午開演ですので出番は恐らく午後1時~1時30分ごろでしょうか。家元ソロの「もういいの」は24番目の出演で、出番時間は午後3時~3時30分くらいになると予想しています。皆様も大変な時期でしょうが、ご来場いただければ大きな喜びです。

 真乃流はさらに難問が待ち構えています。13日(日)の名流祭の翌日、14日(月・祝日)に地元の国分寺民舞連盟の秋季大会が西国分寺駅前の「いずみホール」(入場無料)で開かれます。真乃流からは今回は少ない参加ですが「黒田節」(真乃吏翠)と「友禅模様」(真乃吏邦・真乃吏容)で参加します。吏邦・吏容は地元とはいえ名流祭に続く出演で大変ですが、家元や古参門弟が着付けや化粧のお手伝いをしますので、これも大騒ぎなんです。台風、名流祭、国分寺民舞連盟と、真乃流全体が大変な試練を受けるわけですが、真乃流の年間予定のうち、これが今年最後の舞台となり、それだけにそれぞれが心残りのないよう気持ちを引き締めています。

 名流祭、国分寺民舞連盟秋季大会の模様は後日ご報告します。どうぞ台風に十分な対策を!

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