真乃流素おどりの会が終了

真乃流素おどりの会が盛大に
真乃流の2012年素おどりの会が8月7日、国分寺市立いずみホールで開かれました。酷暑のさなかでしたが、真乃繪吏家元をはじめ出演者一同が日頃のお稽古の成果を披露、いずれも好評をいただき無事に終了しました。
真乃流の素おどりの会は、出演者が日頃の成果を発表するだけでなく、家元が流儀の趣旨に掲げている「見る人も楽しめる踊り」を工夫しているのが他流と少し違った特色になっています。今回も第1部の「修」では直門やおどり倶楽部、孫弟子たちがそれぞれの成果を懸命に踊り、第2部の「遊」では、<華やぎ><趣くままに><一輪の扇><恋陽炎>といったテーマに沿った群舞を中心に構成して、お客様に楽しんでいただけるよう趣向を凝らしラストのフィナーレ(写真)の総踊りへ躍りこみます。
今年はこのあと9月に家元が副理事長を勤める創作新舞踊協会「百華競演舞踊の会」(浅草公会堂)、10月は国分寺民舞連盟大会(本多公民館ホール)、60流派の家元・会主が競う東京新聞「名流祭」(浅草公会堂)、12月には金沢で各流舞踊「夢舞台」公演(石川県立邦楽ホール)などが予定され、秋の芸術シーズンを迎えます。どうぞ機会がございましたら気軽に会場へお運び下さいませ。