真乃流素おどりの会


素おどりの会リハーサル
サッカーのワールドカップで日本列島が熱気に包まれています。ギリシャと引き分けた時点でほぼ予選通過が絶望的になったにもかかわらず一向に熱気はさめない。スポーツマスコミはまだ望みがあるように世間をあおっていますが、おかしなことです。マスコミだけが過熱状態から覚めないように思われてなりません。
さて真乃流では8月17日(日)に国分寺市いずみホール(JR中央線西国分寺駅前)で「真乃流素おどりの会」を開きます。プログラムは後日詳しくご紹介しますが、先日、同ホールでリハーサルを行いました。真乃繪吏家元をはじめ出演者一同はW杯に劣らない熱気でリハに臨みました。マイク片手に家元が客席から声を張り上げて熱心に指導にあたっていましたが、やはり稽古場でなく本舞台でのリハーサルとあって、舞台の位置どり、並び寸法などがなかなか難しかったようでした。
真乃流の「素おどりの会」は単なるおさらい会、発表会ではなく、お客様が見て楽しめるよう独舞、群舞に家元が工夫を凝らしています。「踊って楽しい」「見て楽しい」「心の躍るおどり」が真乃流のテーマになっています。
8月17日の「真乃流素おどりの会」の2週間後には北陸・金沢で各流舞踊「夢舞台金沢公演」が石川県立音楽堂邦楽ホールを会場に開かれ、北陸支部が参加します。6月、家元は金沢教室へ2度も訪れ、そちらの稽古と多忙を極めています。振り付け、稽古に追われ、自分の稽古が出来ないという悩み、ハードスケジュールは9月20日(土)に浅草公会堂で開かれる創作新舞踊協会公演も重なり、秋まで続いていきます。
梅雨の中休みはいつまで続くのでしょうか?