「令和」初の三社さま
賑わう浅草
令和新時代初の三社さま(5月17~19日)
5月26日(日)に創作新舞踊協会公演「百華競演 舞踊の会」(浅草公会堂)
4月28日(日)国分寺市民舞連盟春季大会(本多公民館ホール)
4月27日(土)から5月6日(火・祝日)までの10連休となった大ゴールデンウイークを前に、浅草がたいそうな賑わいを見せています。平日でも雷門周辺や仲見世、六区界隈を訪れた国内外の観光客が引きも切らず江戸の風情を味わおうと散策を楽しんでいます。
ゴールデンウイークが終われば、いよいよ「令和」初の三社さまです。毎年5月の第3金曜日から3日間の日程で行われていますが、ことしは17日(金)~19日(日)に開催されます。700年の歴史と伝統を誇る「江戸三大祭」の一つですが、すでに浅草の各町内には祭り提灯のアーチが各所に掲げられ、まもなく訪れる大連休にもあおられてお祭り気分が各町内に溢れています。真乃流の浅草稽古所(浅草公会堂正面の喜多八ビル3階)のあるオレンジ通りも観光客の往来が絶えません。
ご参考までに17日は午後1時からお囃子屋台、木遣り、びんざさら、白鷺の舞が町内を練り、2時20分から浅草神社社殿でびんさざら舞奉納。18日(土)は午前10時に例大祭式典、正午から三社さまのハイライトともいうべき44町の神輿100基が浅草寺裏に集結する「連合渡御(とぎょ)」で熱気が満ち溢れ、威勢よく神輿が町内巡行に繰り出します。まさに壮観です。最終日の19日は午後2時から浅草神社境内の神楽殿で巫女舞、続いて3時に浅草芸者衆の踊りが奉納され、4時から境内で太鼓奉演が披露。周辺の雷門通り、馬道通りでは午前11時から午後6時まで終日が「お祭り広場」になり、気分を盛り上げます。
ふだんでも込み合う浅草に、ことしも170万人以上の人たちが三社さま見物に訪れるわけですから、その混雑ぶりが想像されるでしょう。とにかく大変なにぎわいになるのです。
大連休、三社さまが終わった1週間後の26日(日)午前11時から浅草公会堂で真乃繪吏家元が常任顧問をつとめる創作新舞踊協会主催の第29回「百華競演 舞踊の会」が開かれます。同公演は例年秋の9月に開催されていましたが、ことしから春の開催になりました。
その公演を控えてこの4月28日(日)に地元の国分寺市民舞連盟春季大会が本多公民館ホールで行なわれ、ここでも家元以下が4曲を踊りますので、真乃流では1月から”臨戦態勢”に入っていて、多忙を極めています。
「百華競演 舞踊の会」は昭和40年代から東芝レコードの伝統を引き継いだ伝統ある新舞踊の祭典で、ことしは全54曲のうち真乃流は家元以下の出演で9曲を踊ります。真乃繪吏家元はご祝儀舞に続く第1部の1番目に「道中伊勢参り」を4人の門下とともに披露、さらに、こんどは大トリで「まだかいな~大和楽『梅』『舟』~」と大変ハードなスケジュールに挑みます。演目の詳しいご紹介はいずれご披露しますが、とりあえず出演曲・出演者をご報告。(入場料3千円、全席自由)
1.「道中伊勢参り」 真乃繪吏家元・真乃吏邦・真乃吏勢旬・真乃吏勢櫻・真乃吏容
2.「江戸の四季」 真乃吏翠
3.「祇園のおんな」 西野栄子(北陸支部)
4.「白雲の城」 真乃吏菖(北陸支部)
5.「金沢の雨」 真乃吏恵・真乃吏空
6.「男の火祭り」 真乃吏聡・真乃吏茜
7.「友禅模様~びんのほつれ」 真乃吏邦・真乃吏容
8.「歌麿」 真乃吏聡・真乃吏晴
9.「まだかいな~『梅』『舟』~」 真乃繪吏家元

終日大変な賑わいを見せる浅草雷門前

オレンジ通りの祭り提灯(右手に浅草公会堂、左手に真乃流浅草稽古所=喜多八ビル3階、正面が名刹・伝通院)

六区興行街にも国内外の観光客がいっぱい
令和新時代初の三社さま(5月17~19日)
5月26日(日)に創作新舞踊協会公演「百華競演 舞踊の会」(浅草公会堂)
4月28日(日)国分寺市民舞連盟春季大会(本多公民館ホール)
4月27日(土)から5月6日(火・祝日)までの10連休となった大ゴールデンウイークを前に、浅草がたいそうな賑わいを見せています。平日でも雷門周辺や仲見世、六区界隈を訪れた国内外の観光客が引きも切らず江戸の風情を味わおうと散策を楽しんでいます。
ゴールデンウイークが終われば、いよいよ「令和」初の三社さまです。毎年5月の第3金曜日から3日間の日程で行われていますが、ことしは17日(金)~19日(日)に開催されます。700年の歴史と伝統を誇る「江戸三大祭」の一つですが、すでに浅草の各町内には祭り提灯のアーチが各所に掲げられ、まもなく訪れる大連休にもあおられてお祭り気分が各町内に溢れています。真乃流の浅草稽古所(浅草公会堂正面の喜多八ビル3階)のあるオレンジ通りも観光客の往来が絶えません。
ご参考までに17日は午後1時からお囃子屋台、木遣り、びんざさら、白鷺の舞が町内を練り、2時20分から浅草神社社殿でびんさざら舞奉納。18日(土)は午前10時に例大祭式典、正午から三社さまのハイライトともいうべき44町の神輿100基が浅草寺裏に集結する「連合渡御(とぎょ)」で熱気が満ち溢れ、威勢よく神輿が町内巡行に繰り出します。まさに壮観です。最終日の19日は午後2時から浅草神社境内の神楽殿で巫女舞、続いて3時に浅草芸者衆の踊りが奉納され、4時から境内で太鼓奉演が披露。周辺の雷門通り、馬道通りでは午前11時から午後6時まで終日が「お祭り広場」になり、気分を盛り上げます。
ふだんでも込み合う浅草に、ことしも170万人以上の人たちが三社さま見物に訪れるわけですから、その混雑ぶりが想像されるでしょう。とにかく大変なにぎわいになるのです。
大連休、三社さまが終わった1週間後の26日(日)午前11時から浅草公会堂で真乃繪吏家元が常任顧問をつとめる創作新舞踊協会主催の第29回「百華競演 舞踊の会」が開かれます。同公演は例年秋の9月に開催されていましたが、ことしから春の開催になりました。
その公演を控えてこの4月28日(日)に地元の国分寺市民舞連盟春季大会が本多公民館ホールで行なわれ、ここでも家元以下が4曲を踊りますので、真乃流では1月から”臨戦態勢”に入っていて、多忙を極めています。
「百華競演 舞踊の会」は昭和40年代から東芝レコードの伝統を引き継いだ伝統ある新舞踊の祭典で、ことしは全54曲のうち真乃流は家元以下の出演で9曲を踊ります。真乃繪吏家元はご祝儀舞に続く第1部の1番目に「道中伊勢参り」を4人の門下とともに披露、さらに、こんどは大トリで「まだかいな~大和楽『梅』『舟』~」と大変ハードなスケジュールに挑みます。演目の詳しいご紹介はいずれご披露しますが、とりあえず出演曲・出演者をご報告。(入場料3千円、全席自由)
1.「道中伊勢参り」 真乃繪吏家元・真乃吏邦・真乃吏勢旬・真乃吏勢櫻・真乃吏容
2.「江戸の四季」 真乃吏翠
3.「祇園のおんな」 西野栄子(北陸支部)
4.「白雲の城」 真乃吏菖(北陸支部)
5.「金沢の雨」 真乃吏恵・真乃吏空
6.「男の火祭り」 真乃吏聡・真乃吏茜
7.「友禅模様~びんのほつれ」 真乃吏邦・真乃吏容
8.「歌麿」 真乃吏聡・真乃吏晴
9.「まだかいな~『梅』『舟』~」 真乃繪吏家元

終日大変な賑わいを見せる浅草雷門前

オレンジ通りの祭り提灯(右手に浅草公会堂、左手に真乃流浅草稽古所=喜多八ビル3階、正面が名刹・伝通院)

六区興行街にも国内外の観光客がいっぱい