真乃流特報

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東京五輪開幕

  夏だ! 五輪だ! 金メダルだ! 
    1964年(昭和39年)東京五輪の思い出

2021年7月盛夏の夏空

 暑中お見舞い申し上げます
 7月23日、ついに東京五輪2020が開幕! 早くもメダルラッシュで日本勢が好スタートをきりました。TV各局はいずれも五輪放送で埋め尽くす勢いですね。真乃流も猛暑に負けずお稽古が続いています。

  真乃繪吏家元にとって、このオリンピックは、前回の1964年(昭和39年)10月に開かれた東京五輪のとき、舞踊家・振付師としてのスタートにもなった、忘れられない記憶を呼び覚まされています。ご年輩の方は覚えていらっしゃるでしょう、「あの日ローマでながめた月が きょうは都の空照らす…」と三波春夫が歌って大流行した「東京五輪音頭」。古賀政男さん作曲の親しみやすい曲は子供たちも楽しんで歌っていました。

 浅草、東洋一の民謡会館「七五三」で「東京五輪音頭」振り付け、振付師としてスタート
 家元の忘れ難い思い出というのは、この「東京五輪音頭」がプロフェッショナルの振付師として振付した最初の曲、踊りだったのです。そのころ家元はまだ真乃流を創流していませんでしたが(創流は1978年=昭和53年)、花柳流名取師範・花柳八春として、父親・藤巻仁作が経営する東洋一と称された浅草・吉原の民謡会館「七五三」にかかわっていて、父親の勧めで振付したのが「東京五輪音頭」でした。

 「七五三」はそのころ十数軒もあった民謡茶屋のなかでも従業員約150人と群を抜いて大きく、客席は畳300畳、舞台に本水の流れる滝がしつらえられ、はとバスの遊覧コースにもなっていました。東京五輪に際して柔道の金メダリスト・ヘーシンク選手、来賓で来日したオランダ皇室も「七五三」を訪れています。この大舞台で、津軽民謡三味線演奏、30数人の踊り子さんたちが連日繰り広げる舞踊ショーの1曲として20代だった花柳八春(真乃繪吏家元)振付の「東京五輪音頭」が披露されたのでした。

 「バレーボールの東洋の魔女たちの大活躍をはじめ、世の中が沸騰したかのようにオリンピックが日本全国を興奮させていましたね。東京五輪音頭もそんな背景もあって大きな評判になりました。それに比べると今回の東京五輪はコロナ禍、無観客など寂しい限りですが、前回同様、テレビで毎日観戦しながら、57年前の色々を思い出しています」
 そう語る真乃家元です。1964東京五輪の前年、松竹直営でSKD(松竹歌劇団)の本拠だった東洋一の五千人劇場・国際劇場で創立5周年記念「七五三民謡舞踊ショー」が満員の大盛況で開かれ、家元は5人立ちの「藤娘」、創作舞踊「女ねずみ小僧」を披露していますが、「その国際劇場跡が浅草ビューホテル。いまではホテル前の大通りに国際通りの名前だけで残っています。これも懐かしい記憶の一つ」と話しています。

 余談ですが、1964東京五輪で日本は米・ソに次ぐ第3位、16個の金メダル、金銀銅合わせて29個のメダルを獲得しました。今回はメダルがどこまでとれるのか、期待しながら見守っていきたいですね。

 

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Author:manoryu
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