真乃流特報

　　２０２１年の大晦日になりました！
今年はコロナ禍の中での東京五輪・パラリンピックが開催され、想定以上の金メダルラッシュでしたね。歌舞伎の人間国宝・中村吉右衛門丈、作家・瀬戸内寂聴さんをはじめ、著名人の死が相次ぎました。コロナのせいではないのかもしれませんが、年末に届いた喪中のお知らせが例年以上に多かったような気がします。

　真乃流はコロナ禍の中でも、３密を順守しながらお稽古を続けてきました。家元も、絶対にコロナ感染者を出さないという強い決意で稽古所の感染防止に心を砕き、門下の指導に当たっていました。すでに来年8月２８日（日）に予定している真乃流創流４５年に向けてお稽古が進んでいますが、師走の半ばに入って、新しいオミクロン株の出現、市中感染、感染者の増大など、頭を悩ませる事態が出てきました。第６波の動向が気がかりです。

　何かと慌ただしい年末、あと数時間で、大晦日が過ぎると２０２２年、令和４年の元旦を迎えます。来年はどんな年になるのでしょうか？皆様にとって佳き年になりますよう心から祈り、２０２１年のラストメッセージとさせていただきます。どうぞ健康に十分、何よりもコロナに十二分のご配慮をなさいますよう、新年をつつがなくお迎えください。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　創作新日本舞踊真乃流　宗家家元・真乃繪吏