真乃流特報

最新の情報をご覧ください

桜から青葉の季節に

  願わくは花の下にて
             ⇒目に青葉 山ほととぎす


 東京の桜はすっかり散ってしまいました。本当に花の命は短くて…でしたが、桜前線は北上を続け、東北や北海道がまもなく満開の季節を迎えます。
 西行法師は「願わくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」と詠み、その言葉通り桜の花に送られて亡くなったそうです。毎年、桜が散り始めるころには、いつもこの和歌が浮かんできます。日本人の心情がこの一首に余すところなく表現されているような気がします。

 そしていま東京の街は江戸時代の俳人・山口素堂の俳句「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」の季節に移りました。真乃流本部のある国分寺市では街角のいたるところに紅白のハナミズキが清楚な花を咲かせています。青葉とハナミズキが美しいハーモニーを奏でている風景も桜と同様になかなか風情があります。初鰹といえば、3月の国立劇場の歌舞伎公演「髪結新三」でお馴染みのカツオ売りが「かっつぉー、かっつぉ!」と威勢の良い声を聞かせてくれました。江戸っ子には初鰹が欠かせないようでしたが、これは素堂の俳句が大きく影響しているとか。名句が江戸の流行をもたらした珍しい例でしょうね。

 時期遅れで恐縮ですが、真乃流本部に近いJR国立駅前の(一橋)大学通りの見事な桜を写真でご紹介しました。もちろん今は葉桜の青葉が繁っていますが、実に壮観です。近隣の方はよくご存じですが、来年のお花見名所として推薦いたします。

s-CIMG0766◎スタバ前


Top

HOME

manoryu

Author:manoryu
真乃流HPへ

未分類 (108)

この人とブロともになる

QRコード